2012年9月17日月曜日

ケモコロシアム 月次報告:2012年4月






黒野六郎が翻訳するケモコロシアムの月次報告、2012年4月分です。
月次報告について初めての方は、以前の投稿を御覧ください。簡単に言うとケモコロシアム制作の月毎の進捗報告です。

それでは行きましょう!(・o・)





ゲームステータス

ゲームデザイン
現在のバトルシステムでは、下記のジェムがボード上に表示されます。

ジェムシンボル
7つのタイプのジェムがあります。

●身体部位ジェム
  • - 頭
  • - 腕
  • - 胸
  • - 腰
  • - 脚
それぞれがキャラクターの体の部位を表しています。

●回復ジェム
アーマーとライフポイントを回復します。どの部位を回復するかは、ジェムの消去方法に依ります。
*最初の連鎖で回復ジェムを消去した場合は、スワップした部位を回復します。スワップした部位というのは、ジェムを消去するときに選択した回復ジェムの他にもう一つ選択したジェムのことです。もしその部位がすでに壊れていたら、ライフポイントを回復します。
*回復ジェムが2つ以上の連鎖の中で消去された場合は、すべての部位を回復します。

エナジージェム
このジェムを色のないボード上で消去しても何も起こりません。しかし、色のついたボード上でエナジージェムを消去すると、通常よりも3倍のリソースが手に入ります。

ところで、ゲームデザインの記録をグーグルドキュメントからtiddlywikiに移しました。というのも、大量の情報をスクロールで行ったり来たりするのは都合が悪いからです。tiddlywikiならwikiのようにそれぞれの項目を独立した記事にできます。この方法だと運用しやすいです。ストーリーを書きたい人や、世界やキャラクターの設計をする方などにオススメです。




現在のケモコロシアムのTiddly Wikiです。タブを追加して見やすくしました。:)

バトルスクリーンをデザインし直しました。ジェムは別々の形にするかもしれません。


プログラミング
コーディングについて、以前のバトルシステムのコードを書きなおしして拡張しやすくしました。どうしてコードを書く前に計画に時間を費やすかというと、コードの柔軟性のためです。たくさんのスキルやクエストやイベントがあり、それら全てを一つのコードに直接おさめるのは良い方法ではありません。より良い方法とは、それらのデータをある形式にしておき、ゲーム本体がそのデータを読み込んで使用するというやり方です。

●プログラミングに明るくない方へ
もし全てのコードを1つに直接おさめると、何かを変更したい時にEXEなどの実行ファイルをまるごと作って変更を反映させないといけません。大きなゲームなら、明らかにこれは良い方法ではありません。ファイアボールのスキルがちょっと強すぎる?それなら直そう。10分かけてEXEを作って……っと。待って、今度は弱すぎちゃった。直して、また10分待たなきゃ……。どれくらい時間を無駄にしてしまうか分かりますか。:(

そんな訳で、慎重に計画を立てなければいけません。ゲームに何を直接おさめるか?外部フォルダーには何を入れよう?以上の理由で、バトルシステムの部分以外はすぐにコードを書けません。

そして、プログラミング部分の進行がここ数ヶ月で最も進んだのはこの部分だと思います。バトルシステムを書きなおし、コードの拡張と理解がとても容易になりました。操作もより良くなりました。Bejeweledのように、どのジェムでも触ったりドラッグをしてスワップできるようになりました。タッチコントロールも可能になり、Androidタブレットに移植しやすくなりました。

その他には、スクリプトテスター for シュガー★シューター2(英語)を作りました。これで、ゲームの翻訳をしたい方はどんなふうにテキストがゲーム画面に表示されるか簡単に試すことができます。これはシュガーシューターを制作している時に作り終えているべきでした。>_<; あの時はエディターでテストをしていたので、時間が掛かっていました。これを使えば、モグモグに作業を任せて自分は別のパートを続けることができたのでした。

今回は間違いなくケモコロシアム向けにスクリプト/シーンのテスターを作ります。シーンやイベントがとても多いですからね。

グラフィック

今月はNull GhostがたくさんのHシーンのスケッチを描いてくれました!その一部をここに載せますね。残りはデュードルのフォーラムにあるシークレットラボで見ることが出来ます。





ゲーム世界に存在するモンスターや生き物もデザインしました。この世界では全員が獣人であることを踏まえると、動物にあまり似ていない生き物がいた方が良いと考えています。





ドネーション報告

4月           $635

ドネーションありがとうございます!キャラクターアートと企画以外には何も出していないことを考えると、想像していた以上の支援を受けることが出来ました。ドネーションの範囲は5ドルから200ドルでした。ここで表示しているのはケモコロシアムでの金額ですが、デュードルのプロジェクト全般とケモコロシアム両方へドネーションをしてくれた方もいました。ゲーム制作にベストを尽くします!


体験版について

野郎弄りをを完成させなければいけないことを考えると、今月中に体験版を出すのは現実的ではなさそうです。
体験版リリースにベストを尽くしますが、今のところ体験版はドネーションをしてくれた方やシークレットラボにアクセス権のある方に限ります。というのも、未完成のものを遊んで悪印象をもたれてしまうのは避けたいからです。今はプライベートbetaですが、早く一般向けの体験版を出せますように!


リマインダー
ケモコロシアムは無料で遊べるゲームですが、作るのにコストがかかります。もしできれば、私たちへのサポートをお願いします。あなたのサポートがあれば、ゲーム制作を継続し、より良く、早く完成させることができます(^_^)

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